Whiteout 深掘り — 共優性、super 致死、コンボハブの代表
第一節 Whiteout とは
Whiteout (ホワイトアウト) はニシアフリカトカゲモドキの共優性 (co-dominant) モルフで、het Whiteout (= Ww) の段階から独自の外観として現れる。野生型より地色が淡く、白い斑紋が広がる。super Whiteout (= WW) は致死 (lethal) として知られる。
片親が het Whiteout であれば次世代に 50% の確率で渡る。het どうしでは super 致死を内包するため、本サイトの計算機では「致死を含む組み合わせ」として分離する。
第二節 super 致死とコンボハブ性
het Whiteout × het Whiteout の Punnett 平面は、
Ww × Ww → WW : 2 Ww : ww = 1 : 2 : 1
であり、WW (= super) が 25% で生じる。この WW が致死であるため、生存子の表現比は Ww : ww = 2 : 1、つまり het Whiteout が 66.7%、野生型が 33.3% となる。
図 2. het Whiteout × het Whiteout の Punnett 平面 (
WWは super 致死)
共優性 + super 致死という性質により、Whiteout は劣性 / 共優性 / 致死を一度に学べる教材性の高いモルフである。
第三節 Whiteout を含むコンボ
Whiteout は他のモルフと組み合わせることで色味が変わる。代表例として、Whiteout 表現 + Oreo 表現の double visible 個体は「Snow」として知られ、本サイトでも named combo 辞書に登録している。
組合せ計算では、複数の遺伝座を独立として扱い、それぞれの Punnett 結果を掛け合わせる。本サイトの計算機はこの展開を自動化する。
Snow に限らず、Whiteout 系のコンボは需要が高く、価格は単体モルフとは別軸で動きやすい。
第四節 市場での位置づけ
国内外の販売例を見ると、Whiteout は人気上位かつ流通量も比較的多いモルフとして位置づけられている。Oreo / Zulu などと組み合わせた double visible では価格が上振れる傾向がある。
海外では MorphMarket の Morphpedia が共優性 + super 致死の説明を提供しており、命名や定義の整合に役立つ。
参考文献
- Whiteout - Morphpedia (MorphMarket) — 共優性 + super 致死の遺伝学情報
- ニシアフのモルフ人気ランキング (satimoblog) — 国内人気帯の参照
- 本サイトの計算機
/calcで Whiteout 系の組合せを実際に確認できる。